神様修行

2023年12月18日

私は今、人生で初めての英語版の本を作っています。2022年12月に出版した「人類が生き残る為の方法」の英語版です。ご存じだと思いますが、翻訳には日本語1文字に付き10円~とか言う様に翻訳料がかかります。ですので、本の文字数が多い程翻訳料金は高くなることになります。完成している日本語の本は、約17万文字位あります。本来なら400ページ程度の大変分厚い本になりますが、あまり分厚くなると取り扱いが不便になるという事で、出版社の方が文章と文章の間隔(段落と言います)を詰めて配置してくれましたので(普通は段落1ですが、私の場合は段落0・6位になっています)、ページ数は300ページ以下に収まっています。その代わり、段落が狭いので少し見難いかもしれません。翻訳の専門家にお願いすると、多分170万以上かかると思います。私の場合、幸いな事に出版社の社長さんが日本に何十年もいて、大学の教授などもしていたアメリカ人を知っていましたので、その方が翻訳して下さることになりました。奥様は日本の方で、宗教などに詳しい方と聞いています。私の本には、宗教の事も書いていますので、その件に関しては奥様がサポートして下さると思います。先日(2023年4月初め)第1章まで翻訳が完了しましたので、翻訳した資料を送って頂きました。私の本は、仏様の依頼で、仏様のお力添えを頂いて書いていますので、日本語版も完成した時には「仏様に内容を確認」して頂きました。今回も、翻訳した資料を印刷し、田内住職に送り阿弥陀如来様に確認して頂きました。仏様は、全世界の人の面倒を見ておられますので、全ての言語に堪能されています。確認して頂いた結果は「外国の人に訴えかけるような書き方をしており、よく書けています」という事でした。信じられないと思いますが、真実です。仏様の凄いお力(能力)がお分かり頂けると思います。

神様修行をする人には、砂澤たまゑさんのように「神様の意向に従い、人間として生きている時から神様修行をする場合」や「死後、神様修行をする場合」があります。いずれの場合も、ご縁のある神様の下で、修行します。私が知っているだけでも結構な人が最近でも神様修行をしています。霊能者のS・Sさんのおばあさん(途中で神様修行を止めました)、楠木正成さん、平将門さんなどです。

神様修行をする人(この世の人とあちらの世界の人)の状況は様々です。すんなりと神様修行をし神様になる人や、神様修行を途中で投げ出す人や、平将門さんのように「なかなか神様修行をせずに、神霊と言われる程に力をつけ、縁のある人に促されて神様修行をし、短期間で神様になる」ようなケースもあります。また、楠木正成さんのように、神様などになるつもりはなかったのに、人々から神様として祀られて、その結果として神様修行をし、神様になるケースもあります。神様になるケースは様々だということが分かります。

因みに、平将門さんは神田明神のご祭神として昔から祀られていましたが、その時には将門さんは神様になってなく神霊としてあちこちに存在していました。ある人に説得されて神様になる事を決意した将門さんは、神田明神の神様にお願いし、神様の下で神様修行をし短期間で神様になられました。それは今から5年位前の話しです。

神様になられた将門さんは、今は神田明神で地域の人を(氏神様として)守っておられます。生前霊能者であった人が、近くの神社の神様に「死後、神様修行をさせて下さい」とお願いしていました。しかし、その人はかなり我儘な人であったので、あれも嫌だこれも嫌だといって、神様修行を素直にしなかったので、神様は「わがまま過ぎて手におえない」といって、神様修行を打ち切ったそうです。神様でも、手に負えない事があることが分かります。

神様修行を止めたその人(故人)は、家に帰り家で修行に励んだそうです。そして25年位たって、「生前とは別人のように変わっていて、穏やかな慈愛に満ちた顔になって(即ち、一段と霊格を高め)」その家から離れ、霊界のより高い所に行ったそうです。そういう修行の仕方もあるようです。

これらの事から、死後この世に留まる者は、「霊格の低い者は、幽霊などになるが、霊格がある程度高い者は自分で霊格を高める修行が出来る」事を意味しています。兎に角、私達の使命は「魂を磨く事に付きます」ので、先ず生きているうちに一生懸命磨いてほしいと思います。お金や地位や名誉や有名などはあの世には持っていけません。あの世に持っていけるものは「霊格=どれだけ魂を磨いたか」だけです。そして、宇宙大生命は「私達の霊格の高低に応じて、あの世での処遇を決められる」のです。魂を磨いていない人は「大変厳しい環境、処遇が」与えられます。尚、あの世にはお金はありません。

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