予知能力

2023年12月11日

2023年4月16日に、私は自治会の会合にいく為に自転車で会場に向かっていました。会場は急な坂道を上った所にあります。私は平たんな道を走り、坂道に差し掛かりました。少し坂道を登って、自転車から降りようと思い、坂道を少しあがり、もうひと漕ぎで自転車を降りようと思いペタルを踏んだのですが、ペタルが頂点に達した状態でペダルを踏み下ろせなくなりました。数秒その状態でいましたが、やがて自転車はゆっくりと後退し始めたのです。もし、私が若ければ、後退し始めた瞬間に自転車から飛び降りていたと思います。しかし、後期高齢者である私にはそんな運動神経はありませんでした。私は、サドルに腰かけて、自転車が動くままにするしかありませんでした。当然ですが、やがて自転車はバランスを崩し、左手に倒れました。当然、私も自転車と同じように左手に倒れたのです。

そこは坂道でした。私は、左のあばら骨と背中の一部を強打しました。私のそばには、ご婦人と青年が居られ、すぐさま自転車ともども何とか起き上がらせてくれました。私は、2人にお礼を言って、何とか坂道を自転車を押して上がっていき、漸くの思いで会場に着きました。動くのも、息をするのも痛い程、左側面を強打していました。自治会で、色々意見を言えたのが不思議なくらい強打しており、家に帰り着いたとたん寝転んでしまいました。家内は、あばら骨が折れていないか心配していましたが、幸い骨は折れていませんでした。数日は、寝るのも痛くて大変でした。幸い10日位で殆ど治りました。後で考えてみると、あれだけの強打で、骨にも異常はなく、頭も打たず(ヘルメットはしていませんでした)、10日位で治ったのは、守護霊のおかげだと思いました。私の守護霊は、300年ほど前の小坂家の武士の方です。私は一度手術で死にかけた時にも守護霊に助けられていますので、今回も助けて頂いたと思っています。有難いですね。

優れた霊能力や法力を持っている僧侶などには、予知能力を持っている人がいます。田内住職や故・松井光輪管長も予知能力を持っています(した)。田内住職は、私が将来本を出版する事が分かっており、一年前の年賀状に「次の出版を期待しています」と書かれていました。

故・松井光輪管長の最も有名な予知は、「御巣鷹山に墜落した日本航空123便に関する予知」です。超法輪の信者であった会社の社長さんが、その日航機に搭乗する予定でした。松井管長は、その日航機が何らかの事故を起こす事を予知し、その社長に登場しないように告げたのです。おかげで、その社長は一命をとりとめました。

弘法大師空海様が、唐の青龍寺に行った時にも恵果阿闍梨が「お大師様の来ることを前から知っており、首を長くして待っていた」といった事を話されています。恵果阿闍梨がどれくらい前から、お大師様が来ることが分かっていたかは不明ですが、相当前から分かっていたようです。しかも、お大師様の能力迄、全てご存じだったのですから凄いですね。

私達も、予知が出来る場合があります。例えば、「この景色は、どっかで見たことがあるなあ」と思う事があるとおもいます。私達は、寝ている間に幽体離脱することがあります。そして見てきた景色を覚えている事があります。それで、行った事がないのに見たことがある、と思う事があるのです。

もう一つは、前世において自分がそこに居たケースがある。この他にも、例えば「将来結婚する人に関する夢」を見る事などもあります(正夢)。これも、予知の一種と言えます。

また、既に投稿しましたように、私が初めて占って頂いたご婦人は、私の将来の事を「65才位から(老後は)より良くなっていきます」と占ってくれました。そして、事実占って頂いた通りの人生を歩んでいます。これも一種の予知能力と言えます。既述の様に、この占い師さんには観音菩薩様が守護仏として憑いていましたので、霊感で私の将来が見通せたのです。

一般の占い師さんは「占星術に基づき占いますので、当たるも八卦当たらぬも八卦」であり、予知能力はありません。

幽体離脱をした人の中には、未来世にいった人も居ます。例えば、木内鶴彦さんも未来世に行った一人です。木内さんの場合は、一般の幽体離脱者と異なり、幽体離脱をして鮮明な意識状態で、過去世や様々な所に行かれています。木内さんによると未来世は幾つかあるそうです。未来世は私達の行動により決まりますので、木内さんが見た未来世は暫定的なものと言えます。予知能力はある程度未来の事が決まっていないと分からないと思われますが、どの程度先の事までが決まっているのでしょうか。数年先位までは、決まっているようです。

Copyright © 小坂弘道 All Rights Reserved.