2023年11月6日
人格とは、この世において修行をし、人に仕えて育まれる「人と人との間における、現世における高さ」の事です。ですので、人はこの世において、「心の行も、身体の行も、怠けず励むことにより」人格を養って、安楽にこの世を渡って生を終えるべきです。しかし、それだけでは十分ではありません。霊の修行はこの世で終わる事はなく、あの世に通じて続くものです。この世に生きる時間を超えて、神(宇宙大生命)への貢献、神への奉仕、現世(この世)の栄華に惑わされないようにし、神への誠が大事な事なのです。この世に生きて、神に目覚め、見えない力に導かれて、目先の損得や利害を離れ、宇宙万物全てに宿る神の慈愛に感謝を捧げ、生きる奇跡を尊び、畏(かしこ)み、己の生の命(みこと)に気づき、宇宙の命に役立つために、神中心の思いを高め、現象事象に神意を読み取り、こだわりを捨て、自由に身軽く、明るい波動を発する魂となりなさい。
人格を磨く事も大切ですが、それだけでは御魂は磨かれません。心の奥に神がなければ、己を超える存在がなければ、御魂は成長しません。人格は見えやすいが、霊格は測る事も見る事も難しいと言えます。しかし、同じ魂のレベルであれば(=波動が同じなら)、必ず同調し、共鳴し、更に高い波長に高まり、融和親和の輪となって、安らぎの波となって広がります。霊格の高い人(波動の高い人)には、自ずと人が集まってきて、争いのない穏やかな世界となります。人格と霊格を共に磨いて、御霊の知恵を養うべきです。この世の苦労は苦労ではなく、神が与えてくれた悟りの機会なのですので、苦労を乗り越え人格を鍛えて下さい。苦労を喜びと感謝の心に変える事により、魂は清められ。霊の昇華(しょうげ=霊格を一段と高める事)と高まります。
仏様は、それぞれに「誓願」を持っており、その誓願に従い得意分野を持っています。例えば、薬師如来様は「薬草」の仏様であり、お呼びすると薬草を調剤する仕草をされて出てこられます。
勢至菩薩様は、「幼児教育(しつけや作法を教える)」を担当されています。「三つ子の魂100までも」と言われるように、人間をまっとうな大人にする為には、幼児教育がとても大切だそうです。
虚空蔵菩薩様は、「記憶を司る仏様」です。荒神様(神様)は。「竈(火)とお宝(お金)」を担当されています。鎮宅霊符神様(仏様ですが、時には神様になり、私達の為に尽くしてくれています)は、「土地の神様」です。
私は田内住職経由で何度か鎮宅霊符神様のお力をお借りし、願いを叶えて頂いた事があります。文殊菩薩様は、「智慧の仏様」です。聖観音菩薩様は、現世利益を叶えてくれる仏様です。
私は仏様の御指示を受けて仕事をしていますが、仕事の事で仏様とお話をする機会があります。それで阿弥陀如来様が仏様側の窓口になってくださっていますが、阿弥陀如来様は人間に関わる非常に大事なことを決める役割を持っているそうです。私が行っている仕事は人類に関わる仕事ですが、阿弥陀如来様が様が私に指示されたようです。仏様は優しさと厳しさをお持ちです。阿弥陀如来様も、一面では大変厳しい仏様と言われています。しかし、最も皆様から慕われている仏様です。
仏様によっては、時期により担当分野が変わる事があります。例えば既述の様に、荒神様は、竈のご担当でしたが、最近はお宝(お金)もご担当されています。私達が、特定の仏様(例えば、観音菩薩様)にご質問やお願いをする場合には、そのご質問やお願い事が観音菩薩様の得意分野でなければ、観音菩薩様はより詳しい仏様と代ってくれます。
しかし、どの仏様がどんな役割を担当されているかは霊能者でなければ分かりませんので、出来れば主要な仏様の役割が分かれば良いですね。故・松井管長は、日々夜中に様々なご神仏と対話され、対話されたご神仏の役割を帳面に記しており、いつか世に出しますと言っていましたが、世に出ることなく亡くなられましたのは残念な事でした。
因みに、それぞれの仏様は、飲み物や食べ物などに好き嫌いがあります。例えば、お不動様は、「甘いものや果物や音楽やダンス」が好きであり、「コーヒーやコーラ」は苦手です。一度松井管長がお不動様に「お香」を炊いたそうですが、その時お不動様から「光輪、今日のお香は少し違っているな」と言われたそうです。その時には、松井管長の手元には何時ものお香が殆どなくて、他のお香を少し混ぜたそうです。仏様は、何でもお分りです。
仏様は担当する内容の重要性に応じて、如来、菩薩、明王と別れています。最も重要な内容を担当するのが如来です。沢山の如来がおられますが、全ての如来は、担当する内容が決まっており、その内容は時々変わる事もあります。
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