合格祈願の体験(1)

2023年10月13日

神(宇宙大生命)は人に、神の御魂(みたま)を分け与えられました。ですので、本来なら神の分け御魂を授かった尊い存在のはずです。人間が作られた時には、人は神から多くの許しを得て、神の言葉を使い、神の光を用いて、所によらず、時によらず、何事もなすことが出来、多くの健、和、富を与えられ、それらを持って、幸せを手に入れていました。しかし、その後人が神に授かり、お借りし、許されていた数々の恵みが、人から一つ一つ取り上げられていきました。その訳は、人の自我、我欲、人の自己中心的な考えが、人の内に芽生えたからです。それゆえに、人は、欠けたる力を補わんと、心行、体行、霊行、それらをもって己の汚(けがれ)し魂を浄め、高め、元の力を神から許されるまでは、続けなければいけないのです。有難い事に、神様もまた、人の汚れが浄められ、高められるまで、そのお導きをお続けになり、人が元の姿、魂、心になる迄は、人と共に行をせられます。神は、人をこよなく愛し、こよなく慈しみ、かつての状態を共に楽しまんと望まれています。神は、奥底から、魂の奥底から絶えず呼びかけ、教え導いています。しかし人間には聞こえませんので、それに気づき、悟る人間は僅かです。その為に、神は、人の肉身に聞こえぬ声を、人に伝え知らしめるために、宗教を作られ、宗教の祖たちに、神の教えを託したのです。

私は、色々な事で神様や仏様にお願いをしています。神様や仏様は「お聞き届けてくれた願い」は、必ず実現してくれます。願いごとの中には「自分も努力しないと叶えて頂けない願いと、自分の努力なしでも叶えて頂ける願い」があります。

今(2021年1月)私が仏様にお願いしている願いは「私が努力をすることを前提にお力を貸して頂ける(沢山のご神仏はお力を貸すと言っていますが、一体の仏様は条件付きです)」事になっています。

2018年の8月にお願いした「祈願」も、本人の努力がなければ叶えて頂けない祈願でした。その祈願は、「娘の国家試験の合格祈願」でした。登録販売者という国家資格があります。薬剤師の下で、薬剤師を手伝い薬を販売できる資格者です。

娘は文科系の大学を卒業しており、薬の知識はゼロでした。一般的には、そうした祈願は「学業の神様である天神様」にお願いしますが、私の場合は田内住職にお願いして、田内住職は「虚空蔵菩薩様」にお願いしました。

虚空蔵菩薩様は「記憶力と集中力」を高めてくれる仏様です。虚空蔵菩薩様にお願いした時の合格率は、虚空蔵菩薩様によれば70%位でした。試験までに数ケ月しかありませんでしたが、虚空蔵菩薩様のお守り(田内住職が虚空蔵菩薩様にお願いして作ったものです)を身に着け娘は大変努力しました。

お守りには、虚空蔵菩薩様の魂と気が込められており、そばに置いて勉強すると「集中力が高まり、記憶力が良くなる」のです。

試験後に、娘が自己採点をしたところ、合格率は95%だったそうです。御祈願の効果は、抜群であったと言えます。その後しばらくして合格発表があり、見事合格したのです。

皆様にとって、問題は「ご神仏が、願いを聞き届けてくれたか、どうか」という事だと思います。真剣にお願いし(出来れば、何度も)、お守りやお札を頂き、本人も努力をすれば、必ず願いは叶うと思います(そのご神仏を心から好きになるようにする事も大事です)。

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