人類の危機と本当の賢者(1)

2023年9月25日

これは、霊能者で投稿しました「砂澤たまゑ」さんのお話しです『伏見稲荷大社の最高位(仁階)を頂いたころから、神様はしきりとおかしなことを仰るようになりました。それは、日本は戦後五十年経ったので、戦争で亡くなったあと祀られなかった霊が、これから生まれ変わろうとして暴れだす(不成仏霊は大変苦しい状態であり、救ってくれそうな人をみつけたら憑依します。あの世に行けば人間界に生まれかわれることを知れば、人間界の方がましだと思うのです)。その為に、沢山の死者が出るだろう、とのことでした。そういえば思い当たる事は沢山あります。戦後五十年にあたる年は、神戸の大震災で幕を明けました。ついでに5月にはオウム真理教による地下鉄サリン事件がありました。それ以降日本は悪くなる一方でした。世界では戦争が幾つも勃発しましたし、テロや紛争も沢山起こりました。倒産、失業、災害、殺人、事故、自殺者も相次いでいます。犯罪は増加の一途を辿っていますし、子供による殺人や犯罪も増えました。いま、一年に三万人の自殺者が出ています。これは異常と言えます』との事です。世界には、水子も含めて膨大な不成仏霊がいます。そういう不成仏霊は、既述の様に私達に大きな災いをもたらすのです。世界の人達がこうした事実を知り、不成仏霊について、祈りを捧げる事が大事です。私は日々、復興菩薩様に世界で亡くなられた方の成仏をお願いしています。日本では、東日本大震災の犠牲者であり、世界では「トルコとシリアの大地震の被害者、ウクライナとロシアの戦死者等々です。

私達の世界は目に見えるモノ・コト、と目に見えないモノ・コト、で構成されており、目に見えないモノ・コト、の方が圧倒的に多い事を書きました。

人間は、地球上で最も脳が発達した知恵のある動物であり、「地球上の万物は人間により左右されている」と言えます。木に話を聞けば「私達は動けないし、人間に従うしかないのです」と言っています。私達は木々から酸素の恩恵を得ていますが、世界では木々が伐採され、広範囲に開拓が進められ、無制限に人間が住む世界を広めています。

人間は、高度な文明・社会を築いています(今の人間達より、遥かに高度な文明を築いていた人達も過去にはいましたし、宇宙にはそんな宇宙人も存在します)。

しかしながら、人間は目に見えるモノ・コトの一部について知っているだけであり、人間の世界のみの(=宇宙の一部の)知識しかないと言えます。

これまでも申し上げてきたと思いますが、宇宙は直径数億光年という無限大と言えるような広さであり、宇宙は人間が知らない様々なモノ・コトで構成されています。人間は地上400km上空の宇宙空間に宇宙ステーションを作ったり、月へ行ったりしており、恰も宇宙を開発していけるように思っていますが、宇宙大生命から見れば人間のやっている宇宙開発は「無に等しいレベル」と言えます。

宇宙には「銀河」が無数にあります。銀河とは、星が無数に集まった天体です。一つの銀河には恒星(太陽のような自ら光を出す星)が2~4千億個あります。その直径は10万光年以上です。

因みに、私達の地球は「天の川銀河」に存在していますが、地球の直径を光が通過する時間は「僅か0・04秒」です。地球は、銀河の中では無きに等しい小さな存在であることがお分かり頂けると思います。その無きに等しい小さな地球にしがみついているのが人間です。人間は「宇宙における人間とはどんなものか」という事さえ理解していないのです(宇宙大生命は、人間には宇宙意識が欠如していると言っています)。もし、人間が宇宙意識を持つようになれば、世界は間違いなく平和になります。

世に認められた人たちの一部の人達は、自分があたかも賢者のごとく勘違いしている人もいます。本当の賢者は「実る程、頭を垂れる稲穂かな」のごとき態度をとります。勿論、そういう人達でさえ(例えば、ノーベル賞の授賞者)、宇宙大生命から見れば「無きに等しい知恵」と言えるのです。私の知っている限り、宇宙意識を持っていた人は極数人いました。現在、そういう人が居るかは不明です。宇宙意識を持った人達は素晴らしい仕事をされていました。

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