賢者の生き方(4)

2023年8月21日

仏教の基本は「四苦八苦」と「八正道」です。四苦とは「生・老・病・死」の四つの事です。即ち、生まれること、老いること、病むこと、死ぬこと、です。八苦とは、この四つの苦しみに、更に四つの苦しみを加えたものです。即ち、愛別離苦(愛している人と別れねばならない苦しみ)、怨憎会苦(憎らしい相手と会わなければならない苦しみ)、求不得苦(求めているものを得られない苦しみ)、五蘊盛苦(人間の体や心の欲望が適えられない苦しみ)の四つです。この八苦は、生きている限りついて廻る「すべて意のままにならないゆえの苦しみ」であり、この苦から逃れるには、仏法僧の三宝に帰依して「八正道」を実践するしかないと仏教では説いています。八正道とは、正しい見方、正しい考え方、正しい言葉、正しい行い、正しい生活、正しい意識、正しい精神の安定、の八項目です。私達は、物事に執着する事により(欲望が執着を生み、執着が苦を生む)、苦悩を引き起こします。その苦を滅するのが「八正道」も実践です。簡潔な言い方をすれば「常に正しい心を持つ」という事が言えます。

仏様達は、地球の絶滅を阻止する為に「やむなく、人間のリセットを検討」しています。世界には、何人もの優れた霊能者がいますが、この事を知っているのは「私と田内住職」だけです。既に、ご紹介した日本の霊能者の方も、誰一人知りません。

仏様にお伺いしたところ、リセットが起こるとすれば「今後10年~40年の間に起こる」との事です。この意味するところは、人間が地球の環境の改善に取り組まなければ、「今後10年位でリセットが起こる可能性があり」、環境改善に取り組めば、「今後40年位の間様子を見る」という事だそうです。

人類の歴史で、リセットは「これまでに4回行われた」そうです(彗星探検家の木内鶴彦さんは、リセットは3回行われており、最初のリセットは1万5000年前に行われた、と言っていますが、実際は4回です)。

直近のリセットは、約5000年程前に行われた「ノアの方舟」です。人間は、高度の文明を作っては、リセットが行われています。1万5000年前には、既にUFOの様な乗り物を持っていたようです。人間は「高度の知識・知恵と愚かさ」を兼ね備えている為です。視点でも、申し上げましたように「宇宙と地球との共存意識、正しい心と善行」が必要です。私は、人間は「ご神仏のお力添えがなければ、理想的な世界を作る事は難しい」と思っています。

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