賢者の生き方(3)

2023年8月18日

お不動様のお言葉です。「困ったことになってしまったのう。人間だけが住かを与えられているわけではないのにのう。地球のいたる所で、更なる環境破壊が続いておる。高次元の存在(宇宙大生命)すらも地球の未来を非常に危惧して居る。どこまで人類は自然破壊を繰り返せば済むなのだろうか、とな。台風の勢いは増すばかりである。人類は欲張りすぎたな。浅はかだど。自然から搾取するのは、ほどほどにすべきであるど。空気を汚さず、綺麗に保てるようにせねばならぬ。植物を大事にせねばならぬのに、森林伐採の為に二酸化炭素が吸収されなくなってきておる。人類よ、変えよ、自ら変われよ。世界全体が動いてもらわねばならぬ、緊急事態である。先を見越せ。古いエネルギー依存から、いち早く脱却せねばならぬときぞ。環境保護の為に、手をこまねいていてはならぬ。良い暮らしとは、自然とのバランスを言う」との事です。地球環境の早期の改善が必須という事を世界の人達に知って頂きたいと思います。

地球環境について、もう少し詳しくお話しします。宇宙の万物は、全て循環する仕組みになっています。地球を含めた全ての星も、それぞれの星に存在する万物も、全て循環しています。

循環とは、例えば水で言えば、「雲ができ、やがて雨となり、雨水が川に流れ、川が海に流れ、海水が蒸発し雲となる」と言った様に、変化して行く事です。

動植物は、輪廻転生という形で、非常に早く循環します。無機物の循環は、長い時間が掛かります。何度も言うように、地球も地球上の万物も、全て宇宙の一つであり、生命体です。

知って頂きたいことは、どれをとっても無駄な命はありませんし、全てが役割を持って存在している、という事です。

人間だけの地球ではないし、人間が循環を無視し、動植物や魚類など(生物)の生存を過度に妨げる事は、その反動として「人間を滅亡に導く事になり」、絶対にしてはならない事を全ての人が肝に銘じるべきと言えます。

地球上の万物の中で、人間は神より高い知恵を与えられています。同時に、人間は神より「地球の循環を守る役目を与えられている事」を全ての人間が、今こそ知らなければなりません。

人間は、そうした役目も知らず、その知恵を使い、エゴに則り欲望の赴くままに、地球環境を破壊し、多くの生物を絶滅に追いやり、循環が滞るような状態になってきています。

地球環境の破壊は、生物を絶滅に追いやるという事は、人間もその一員であり、人間も住めない地球になるという事を意味しています。人間の全ての行為は、結果として人間に跳ね返ってくる、という事を知るべきです。

世界が、多くの動物や魚類や植物が生きられない環境となった時に、人間のみ生きながらえる事が出来るのか。仮に、出来たとしても、そこに幸せはあるのか、何の価値があるのか。人も動物も植物も、万物が調和し、循環してこそ幸せがあるのです。

川も海も山も、人間の命を支えている自然です。川や海や山などが汚染されてくると、それらの浄化のために様々な転変地変(地球自体の浄化作用)が起こります。地球もしかりです。地球の汚染が進めば、様々な転変地変が起こり、浄化されることになります。

先の台風7号は、関西五芒星逆巡りが行われている場所を浄化する為に作られたのです。勿論、五芒星巡りをしていない一般の人にも台風の被害が及びますが、ご神仏は「五芒星逆巡りは人間の連帯責任」として考えられているのです。様々な原因による浄化が行われる可能性が有りますが、このような原因による浄化もあるという事です。

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