2023年8月7日
仏教には、「三帰(さんき)」という戒律と「三竟(さんきょう)」という戒律があります。三帰は、「弟子某甲 盡未来際 帰依仏 帰依法 帰依僧」というものです。帰依仏とは、無上のみ仏である「大恩教主本師釈迦牟尼仏」(釈尊)に帰依します、という事です。帰依法とは、釈尊の説かれた「正しいみ教え」(仏法)に帰依します、という事です。最後の帰依僧とは、争いなき和合のみ弟子(仏弟子=僧侶)に帰依します、という事です。最初の二つ、即ち「帰依仏と帰依法」は良いのですが、問題は最後の「帰依僧」です。文化人類学者の上田紀行博士(1958年~)が行った大変興味深い調査があります。それは、人々の「仏教、お寺、僧侶」に対する親近感についての調査です。それによると、仏教に対しては90%の人が親近感を持ち、お寺に対しては25%、僧侶に対しては僅か10%だったそうです。神道も仏教も年々衰退していますが、その一番の原因は僧侶にあります。親近感を持たれていないという事は「僧侶が信頼されていない」という事です。最近の僧侶は「全くの力不足」と言えます。田内住職によれば、地獄には本当に大勢の僧侶が堕ちているそうです。僧侶には仏弟子としての自覚を強く持ち、衆生から信頼される能力を持ち、衆生を救い導く事が求められています。
悪魔につきましては、何度も投稿していますが、度々「宇宙大生命から、知らぬ間に魔が入り込んできていますので注意をするように」との言葉があります。それで、度々投稿しています。
何度も書いています様に、「宇宙を牛耳っているのは、仏様(善)と悪魔(悪)」です。宇宙大生命はその分け御霊を人間に与え人間を作られましたが、「その時に、正(善=仏)の側面と負(悪=悪魔)の側面を持った(中間の)存在として人間を作られた」のです。この事を知っている人は皆無と言えます。そして、努力をして魂を磨く事により「負の側面を抑制できるようになり、徳の高い立派な人間になり」、更に魂を磨く事により「負の側面を完全に排除し、仏となれる」ようにしたのです(人間は、作られた当初は完全に負の側面を排除し、キレイな御霊を持っていました)。人間は宇宙大生命(仏)に管理されていますが、絶えず悪魔の標的になっています。しかし、こうした事は目に見えないコトであり、どなたも意識されていない事、知らない事と言えます。仏様は、「人間を悪魔の攻撃から守る事はいつもは」されていません。仏様の目の前で悪魔に攻撃されそうになっている人や人間から悪魔の攻撃を阻止してくれるような願いがあった場合などには、人間を守ってくれます。ですので、「私達は常に悪魔に取り憑かれないように意識し、注意しなければならない事」を知るべきです。
一口に悪魔と言っても、神様と同様に「ピンからキリまで、様々な種類、レベルの悪魔」が存在します。力の強い(上位の)悪魔になれば仏様でも手をやくほどの力を持っています。下位の悪魔の中には、ある程度仏様がコントロールできる悪魔もいます。基本的には、人間の取り憑き易さに応じた悪魔が対応すると言えます。最も取り憑きやすい人間としては、「霊格の低い人(低級霊&超低級霊的人間)や心身が衰弱している人」などです。こうした人達には下位の悪魔でも十分取り憑くことが出来ます。霊格の低い人は、「負の側面の強い人」とも言えます。例えば、「傲慢、我欲、不満、恨み、怒り、罵倒、DV、いじめ、軽犯罪、など」といった人達です。魔に取り憑かれますと、エネルギーが奪われ体調が悪くなったり、悪口、悪事がひどくなったり、己を見失い、人相も変わる事もあります。負の側面(感情)は共鳴し易く、増幅し、周囲に広がり、悪影響を及ぼします。
低級霊で悪魔に取り憑かれた人は、仏様にお願いして悪魔を引き離しても、暫くするとまた取り憑かれます。悪魔から身を守る方法として、仏教には「護身法や虚空網(結界をはる)」などがありますが、この事は殆どの人は知らないと思います。一番いい方法は、「愛情や優しさや思いやりや明るさ、などと言った正の側面を強くする事と心身を健康に保つ事」です。人間は感情の動物ですから、喜怒哀楽などの感情がわくのを止めることは出来ません。問題は、「正の感情(側面)と負の感情(側面)のバランス」と言えます。負の感情や邪気が優位になっていると、「心身に不具合」がでます。感情も「物質」ですので、わいてきた感情は必ず体内に蓄積します。負の感情や邪気が蓄積されれば、「気の循環が滞り、心身を損ねる事」になります。また、運勢も悪くなります。
一般の人で悪魔に狙われる可能性の高い人はマスメディア関係の人達などです。そういう人達は、「広く情報を発信し、多くの人に影響を与える」からです。悪魔は、そういう人達を「洗脳」しようとするのです。確たる霊能者で、国際政治評論家の方が「アメリカのマスコミはすっかり悪魔に洗脳されている」と言っています。
優れた僧侶や仏様のお仕事(善を広げる活動)などをしている人達も悪魔の標的になります。しかし、優れた僧侶は霊格は高く、優れた法力を持っていますので普通の悪魔では攻撃する事は出来ません。上位の悪魔が攻撃する事になりますが、それでも簡単には攻撃する事は出来ません。私は、仏様に頂いた使命を遂行していますので、度々攻撃を受けています。
霊格をある程度高めることが出来れば、こうした問題点はすべて解消されます。即ち、「邪気は消え、悪魔には取り憑かれることなく、心身は健康で、良い運勢を得ることが出来、人から尊敬される」ようになれるのです。ですので、いつも申し上げているように「常に、魂を磨く事が最も大事」なのです。負の感情を多く持っていると思う人は、自分が持っていると思われる負の感情を書き出し、その感情をクリアする事をイメージします。それを何回か続ける事により、負の感情をクリアしていく事も出来ます(簡単ではありませんが。
人は悪魔に取り憑かれやすいと言えます。悪魔が恐れることは「愛、優しさ、思いやり、明るさ、など」です。そのような心を持つ者に悪魔は近寄る事は出来ません。傲慢で欲望の強い人で、常に不満を持ち、恨みに満ちる人は、悪魔が容易に入り込めます。悪魔が入り込めば、更に己を見失って、負の感情が増し、人相も変わっていきます。負の感情の力は強く、恐ろしく、共鳴しやすく、増幅し人を飲み込みます。そして、その状況は物事を益々悪化させます。
追記・
既に何回か投稿しています様に、著名な霊能者でご神仏と対話した内容の多数の本を書かれているS子さんは、2021年に出された本の中で「五芒星」の事を書いており、神様を含めたあちらの世界では「五芒星の逆回りの神社の参拝」により日本を揺るがす大変な事が起こっています。S子さんは悪魔に憑かれておりこの事実を全くご存じありません。S子さんは悪魔に誘導され、出してはいけない本を出版したのです。「五芒星の逆回りの神社の参拝」は絶対におやめください。
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