人間は考える葦

2024年1月3日

2023年5月6日、イギリスの国王の戴冠式をテレビで放送していました。世界から2000人位の方が招待されたそうです。日本の天皇家からも秋篠宮様ご夫妻が参加されていました。世界には28位の「王国」(日本の天皇家も含む)があるそうです。中でも、最も歴史の古い国は日本(の天皇家)だそうです。少なくても1500年以上の歴史があるという事になっているそうです。しかし、実際には天皇家は遥かに古い歴史を持っています。宇宙大生命は、その分け御魂を与えた人間を作られました。そして長い期間、宇宙大生命と人間は楽しい時を過ごしました。しかし、人間が集団で暮らしているうちに「我欲」が出始め、その魂は徐々に穢れていき、集団生活に乱れが生じ始めました。それを見ていた宇宙大生命は、人間の中に「宇宙大生命の声を聞く事が出来るリーダー、即ち天皇」を作られたのです。それにより、宇宙大生命のお声を聞きながら集団生活をする事により、元のような理想的な集団生活がなされました。しかし、長い時の流れで、天皇家も政治的に利用されたりして、魂が穢れ、宇宙大生命の声を聞く事が出来なくなり、本来の能力を失ってしまったのです。これは、伝説的に言われている、天皇家の初代神武天皇の即位BC660年より、遥かに前の話しです。日本の国が、如何にすごい国であるかがよくわかる話です。勿論、この事を知っている人は誰もいません。これは、宇宙大生命からお聞きした話です。

17世紀の思想家、パスカルは「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」として、人間の、自然の中における存在としてのか弱さと、思考する存在としての偉大さを言い表しました。

長い人生においては、ストレスで精神的に追い詰められて苦しくなり、道を見失いそうになることもあります。いろんなストレスで心が疲れてくると、ささいなことでイライラしたり、気分がふさぎ込んで誰にも会いたくないと思ったり、無気力になったりします。

これは、真面目な性格の人に多いと言えます。真面目な性格の人は、悩むのも一生懸命、キッチリ真面目に悩むからです。精神的に追い詰められて自殺をする人もいます。実は、私は「軽いうつ症状」になったことがあります。2冊目の本を書いた時でした。かなり神経を使い、根を詰め本の原稿を書いた為でした。

人間は大きく分けると「身体と心」に分けられます。心は霊魂により作られます。身体と心は密接な関係を持っています。即ち、身体が健康なら心も健全な状態となり、身体が悪ければ心も悪くなるのです。

即ち、身体の状態が霊魂に記憶され、その状態で心が作られるのです。ですので、大事な事は健康な身体を維持する事と言えます。健康な身体を維持する事は簡単なようで難しいと言えます。身体には、実に様々な事が作用するからです。例えば、病気になったり、喧嘩をしたりなどすれば、たちまち身体は悪くなります。

私の知り合いに大変優れた霊能者がいます。その人の能力は全国に知れ渡っており(とりわけ、関東と関西)、日々各地を飛び回っています。「ご神仏の声を衆生に届ける」という事が、その人のお役目ですが、衆生の中には様々な要求や問題を持った人も居て、その人でも解決できない事が多々あるようです。ですので、やはりストレスを抱え、結果として体の様々な箇所が悪くなっています。ご神仏のお仕事をされている人でもそういう事が起こりますので、本当に心身健康を保つ事は難しいと言えます。

私は、「ご神仏を深く信心し感謝する事。ご先祖に感謝し供養する事。正しい心を持ち善良を為す事。宇宙観(意識)を持つ事」が重要だと考えています。軽いうつ症状になった時には、こうしたことが全くできていませんでしたし、考えられませんでした。

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