心霊写真(1)

2023年12月1日

故・松井光輪管長の御子息は「絵仏師」です。様々な素晴らしい仏様の絵を描かれています。既に投稿しました、復興菩薩様もそうですが、本当の絵仏師になる為には、できれば仏様と対話できるようになる必要があります。何故かというと、特定の仏様の絵を描かれるときには、仏様から描いてほしいお姿の依頼(指示)があるのです。復興菩薩様も、ご子息が如意輪観音菩薩様と何度も何度も対話をされ、途中まで描いて絵を見て頂き、次にどこをどのように描けばいいかを確認しながら進めるのです。ですので、絵は短期間に描けるわけではなく、数週間かけて完成されています。この事は、多分優れた仏像を作られている方々も同じだと思います。例えば、大変優れた仏師に三浦耀山さんという方がいます。多分、将来人間国宝になられる方だと思います。一度、田内住職にお伺いしましたら「既に、仏様がつかれています」と言われていました。それにしても、仏様も自分の姿を気にされるようです。白辰狐王菩薩様(ダキニ天様)などは、女性ですので毎日お召し物を変えられます。

ある程度霊感のある方が写真を撮った時に「オーブや人影らしいものなど」が写る事があります。写真①は、20代の女性が熊野古道で撮った写真です。同じ場所を数秒遅れで撮っていますが、後で撮った写真には分かりづらいですが「人影」のようなものが写っています。

心霊写真
心霊写真①

故・松井光輪管長にこの写真を見て頂いたところ、人影らしきものはまさしく人であることが分かりました。松井管長の見立てでは「熊野古道で遭難し、亡くなった女性と思われる」との事でした。勿論、まだ成仏されていません。そうした不成仏霊は、少し霊感のある人に自分の存在を知らせて助けて貰いたいという一心で「写真に写る」そうです。不成仏霊の波動は著しく低く、大変苦しいからです。

そして、その写真を撮った方(少し霊感のある方)が、「写真に写ります様にと念じて撮れば、亡くなられている方が明確に写真に写る」そうです。

しかし、その場合にはその写真を撮った方が、亡くなられた方を成仏させてあげる必要があります。もし、成仏させてあげられなければ、写真を撮った人に障害が出る可能性が有ります。

松井管長は、手観法と言って、手の平を対象物に近づけて、対象物の状態を読み取る名手でした。例えば、人の体に手の平をかざして、その人の病状などを即座に判断されていました。この写真に手をかざしたら、冷たく感じ、写真に写っている人が亡くなられている事が確認できたそうです。

松井管長は、写真に写っている不成仏霊でも、その場で成仏させることが出来ます。今回の場合も、2分くらいで成仏させていました。成仏させると、素人でもその写真に手をかざすと暖かく感じるようになります。松井管長が成仏させてくれましたので、その功徳は写真を撮った人に行くそうです。

何故成仏させるとその写真が暖かくなるかは分かりませんが、私も一度知り合いの僧侶に自分の名前と生年月日を書いた紙に大威徳明王を入れて頂いた事があります。それを枕に置けば眠れるからです。入れて頂いた後で、紙に手をかざすと暖かくなっていました。成仏もこの場合も、何かのエネルギーが挿入されるから暖かくなるのだと思います。

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