奇跡的「三密加持と自殺者の救済」

2023年11月27日

宇宙大生命は「この(無限大と言える広大な)宇宙で、私の知らない事は何もない」と言われています。即ち、「広大な宇宙では無きに等しい人間の事も、全てご存じ」だという事なのです。宇宙大生命は、人間をこよなく愛し、人間が創成時の状態に少しでも早く戻る事を願っており、人間と共に修行をされているのです。即ち、個々の人間に寄り添い、個々の人間が「学習し、魂を磨く事」を手助けしているのです。異なる言い方をすれば、「私達の人生は、宇宙大生命により作られている」のです。私達は、殆どの人が、これ迄100~150回位輪廻転生していますが、そうした全ての人生を宇宙大生命が作っているのです。人生は、「天命」と過去世から引き継がれた「宿命」と「運命」でできていますが、個々の人の魂の浄化度合や学習の度合いに応じて、宿命と運命を操作し、その人がより魂を磨けるように、学習が出来るようにするのですが、人間には「自由意志」を与えており、悪魔も存在していますので、宇宙大生命の思惑とは全く異なる悪に染まった人生を送る人も居ますし、紛争や戦争に巻き込まれる人達もいます。宇宙大生命は、個々の人の魂の浄化度合に応じて、より魂を磨き、学習ができるような役割(人生)を与えます。魂の浄化レベルが一定の高さ(宇宙大生命が認める高さ=正道を歩める状態)になれば、より大きな人類に貢献する役割などを与えられます。私達は、「宇宙大生命に生かされている事に感謝し、宇宙大生命が行の手助けをしてくれている事に感謝し、行に励み、魂を磨かなければいけない事」を理解して下さい。

お加持につきましては、既に何回か投稿しました。お加持には、大きく分けて3種類のお加持の方法があります。この他にも、特殊なお加持の方法があります。お加持の方法には、クライアントと対面で行う「対面加持方法」と遠隔で行う「遠隔加持方法」があります。

今日の話しは「三蜜加持」による奇跡的な難病治療の一例の話です。お加持の「加」とは「仏様の大悲(治癒力)を意味し、「持」とは大悲を信じ素直に頂く事を意味します、と申し上げました。これは3種類のお加持に共通の事であり、これが大変大事であり、素直に頂く心がなければ、良い効果を得る事は出来ません。

三密とは、身(体)蜜、口(声)蜜、意(意識)蜜の三蜜です。具体的には、背筋を伸ばして座り(身蜜)、大日如来の真言(サンスクリット語のマントラ、仏の秘密の言葉、即ち、オン アビラウンケン)を限りなく唱え(口蜜)意識を無にし、大日如来様と行者は同一となり(入我我入)同じ力を持ち、クライアントの病気が良くなると強く想念する事(意蜜)によりクライアントの病気を治す方法です。又は、願いを叶える方法です。

殆どの難病をお加持で治すことが出来ると言えます(勿論、お加持でも治せない病気もあります)。お加持は、「お加持を信じない人、お加持をする人(行者)を信じない人、仏様を信じない人、余命の少ない人」などには、あまり効かないそうです。

今日のお話は田内住職よりご連絡を頂いた、片耳の聞こえない人、即ち聾唖者の治療の話しです。多くの人は、幼児の頃より耳が聞こえなかった人をお加持で治せるのかと疑問に思われるのではないでしょうか。私も、お話をお聞きした時は「そんなことまで出来るんだ」と驚きました。勿論、お加持の効果(難病などを治す力など)は、行者の能力により異なります。聾唖者を治せるのは、田内住職だけだと思います。クライアントであるTさんは英語の先生だそうです。私が、仏様のお力添えを得て書いた「人類が生き残る為の方法」を読み、田内住職がお加持で難病を治されている事を知り、2度の対面のお加持で耳が聞こえるようになったそうです。50才であるTさんは、大変驚き、また大変喜ばれた事は言うまでもない事です。

Tさんは大変不幸な生い立ちを持たれています。子供の時に目の前でお父さんが首つり自殺をされているのです。その時はお父さんが亡くなったことは理解しても、心の底ではその意味を深くは理解していなかったと思います。成人するにつれ、お父さんの死が心に重くのしかかってきたと思われます。

Tさんが立派だと思われることは、そんな辛い生い立ちを持ちながらも英語の先生になられ、立派に社会に貢献している事です。Tさんは、大変優れた英語の先生の様で、「人類が生き残る為の方法」の英語版(How Humanity Can Survive)を購入され、すらすらと呼んだそうです。そして、「英語の方が分かり易く、心が洗われました」と言っています。

もう一つの話しは、三密加持の話しではなく、奇跡的な「自殺者の救済」の話しです。自殺をした人は、この世に転生する時に宇宙大生命と約束した「この世に行って、修行に励み魂を磨きます」という事を人生の途中で投げ出した事になりますので、宇宙大生命よりペナルティが科されます。即ち一定の期間(300年程)一人だけである場所で「幽閉(とらわれる)」されるのです。勿論、成仏する事は出来ません。そしてその場所で、300年ほどの長い期間、「何故自殺などしたのかと悔やみ、反省し、ひたすら苦しまなければならない(自殺によっては痛みなどもあります)」のです。自殺するより、生きていた方がよっぽど楽と言えるのです。それほど、自殺は苦しいことなのです。お父さんは首つり自殺をされていますので、その時に首と胸に痛みと苦しみを感じた思われます。自殺をされてから40年以上たっていますが、勿論まだ成仏はされていませんでした。

自殺者は謂わば「地縛霊」のようになっていますので、自殺者を救えるとしたら「気付きを与えてあげて、心の呪縛を解いてあげる」事しかありません(今迄、私はそう信じていました)が、その為には長い期間が必要です。ところが、田内住職は「自殺者を幽界(あの世)に連れていき、成仏させてあげた」と言われたのです。私は驚きました。世の中に、自殺者を救える人がたった一人居たのです。しかも幽界にまで連れて行ったというのです。これも田内住職だけにしかできない事だと思います。その時にTさんは、首と胸に違和感を感じたそうです。お父さんが、自殺した時の状態を伝えたからです。

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