2023年9月29日
肉体と心は現世のものですが、魂は別の次元に属するものです。心は、魂から発せられた思考を脳内で具現化したものです。ですので、死ねば脳内で具現化できませんので、あの世にもっていくことは出来ないのです。魂はあの世(5次元の世界)に持っていく事が出来ますので、別の次元に属するものなのです。人間の本質は肉体ではなく魂であることを知っている人は大変少ないと言えます。また、死とは肉体が機能しなくなる事であり、魂は健在であり続けるという事を知っている人も少ないと言えます。あの世がある事を信じている人の割合は、国によって異なります。日本は信じない割合が中国に次いで高い国です。しかし、現実は人(魂)は死後あの世に行きます。仏様に感謝し、人に感謝し生きた人は、死後も仏様の加護が大いにあります。しかし、魂を穢し(罪を為したりして)、身勝手な行いをした者は、あの世で辛く苦しい魂の修行をする事になります。既述の様に、人の魂と心は同じものではありません。しかし、生前に「心穢れれば魂穢れ、心清まれば魂も清まります。魂の願いは、心磨きて,体を慈しみ、魂心体全てが健やかであることです」。しかし、現代人は心も体も穢し、魂を傷つけています。心を磨くには、手を合わせ感謝をする事です。真の感謝をもって手を合わせれば、手と手の間に神が生まれ、その波動は己を包みます。
前回投稿した中村和尚さんは「宇宙に存在する全てが、時空を超え繋がっている」、「大自然の歩みと共に生きる」と言われています。流石に中村和尚さんは素晴らしいですね。これだけの宇宙意識を持った人は殆どいないと言えます。
事実、宇宙の星雲や星一つにも、宇宙の意思は働いており、勿論、人間にも働いています。即ち、人間も宇宙の一員であり、中村和尚さんが言われるように、宇宙の万物(星たちとも)と繋がっているのです。
宇宙の万物には宇宙大生命の意識が働いており、命の源は宇宙大生命の意識から生まれてきています。ですので、宇宙大生命の意識が働いている「地球も人間を含めた地球上の万物も、全て生命体」であり、宇宙の構成要員であり、個々の状態が、宇宙の構成要員に影響を与えるのです。全てが、関連し合って存在しているという事です。
例えば、地球環境が悪くなれば、地球上の万物に悪影響を及ぼすのです。中村和尚さんの言葉は、将に「賢者の言葉」と言えます。賢者とは「仏様に出来るだけ近い存在の人」とも言えます。
また、目に見えるモノ・コトと目に見えないモノ・コトを知っており、宇宙観(宇宙意識)をもって宇宙の歩みに従い生きる人とも言えます(弊書、人類が生き残る為の方法では、もう少し具体的に賢者を定義しています)。
殆どの人間は、目に見えるモノ・コトしか知らず、人間世界(殆どの人が、自分の身の回りの社会だけしか考えられていない)しか考えておらず、地球の万物との共生の重要性を知らず、エゴに従い活動・開発し、生命体である地球環境を破壊し、その存続を危機的な状況にしています。
意識体である地球は、このままの状態で環境破壊が進めば、地球はあと100~150年位で絶滅する、と言っています。ですので、地球の環境破壊を続けている人間をこのまま放置するか、一旦絶滅するかという議論が仏様達で検討されているのです。
Copyright © 小坂弘道 All Rights Reserved.