地球と万物の共存

2023年9月18日

「死後の世界を信じるか(信じる人の割合)」について調査をしている世界的な機関があります。2017~2020年のデータによれば、信じている国の最上位にトルコ、次いでイラン、エジプト、フィリピンなどが80%を超えています。アメリカは68.2%で6位と上位に入っています。他の先進国では、オーストラリアとスイスが50%台で、あとは50%以下で信じる人の割合が低くなっています。一番低い国は中国で11・5%です。日本は2番目に低く32・2%、韓国は日本に次ぐ33.7%となっています。死後の世界は科学的に証明出来ていませんので、信じる信じないは難しい問題と言えます。日本は世界と異なった考え方をする国です。ですので、約3割強の人達が信じているという答えには納得が出来ます。日本の人達の考え方は、世の中全て「3:4:3」という言葉で表されるように、何事にも3割の人が賛成し、4割の人が態度が不明確であり、残りの3割の人が反対するという事です。これから考えると、日本人の答えを突き詰めると「約5割の人が信じる」という事になります。お墓や、葬儀や、供養ごとに対する取り組みが、段々うすれて来ていますので、あの世を信じる人の割合も減少しているかもしれません。私達は「この世とあの世で生きており、この世とあの世は深い関係を持っている」という事を知って頂き、もっとあの世に関心を向けて頂きたいと思います。また、先祖供養は、子孫の義務であることを知って頂きたいと思います。

宇宙は「例えれば、人間の様な生命体」であり、人間が時々刻々変化しているように、宇宙も時々刻々と変化(生きて)しています。無限大とも言える広大な宇宙の銀河、惑星、衛星、それらも宇宙の意図に統(す)べられ、乱れや狂いもなく運行されています。この世に宇宙の意思がなければ、法則がなければ、全ては壊滅します。

しかし、そうした事(宇宙大生命が宇宙を完璧に管理しているという事を)を知っている人は皆無に等しいと言えます。ですから、宇宙大生命は「人間には、宇宙意識がない」と言われているのです。この事は、極めて重要な事なのですが、人智では思い及ばない事と言えます。人間の知恵では分からない事が宇宙には沢山あります。例えば、宇宙の大きさなども一部の科学者達が言っている事は全く間違っています。

地球は、「謂わば、宇宙の単細胞の様な存在」であり、やはり時々刻々と変化し生きています。宇宙大生命は数々の恵みや恩恵などを人間に与えてくれていますが、中でも大事な事は「言葉と文字と光満ち溢れる魂」を与えて頂いている事です。これらは、人間以外の動物や植物や自然や昆虫など」には与えられていないのです。

細胞が死ねば、人間も病気になります。同様に、地球が絶滅すれば、宇宙の運行に大きな支障を与えます。地球は無限大の宇宙では、無きに等しい小さな星ですが、地球は誕生した時から波動の高い「御神仏に守られている、聖なる星」なのです。地球がそういう特別な星であることは、地球の美しさや様々な息をのむような美しいシーンを見れば納得できると思います。ですので、地球が絶滅すれば、宇宙の運行に及ぼす、そのダメージは大きいのです。

地球上には、目に見えるモノ・コトと目に見えないモノ・コトが存在しています。地球上の目に見えるモノや目に見えないモノ(例えば、妖精など)が絶滅すれば、地球に大きなダメージを与えます。

目に見えるモノと目に見えないモノの絶滅(様々な種の絶滅)は、人間による乱獲や環境破壊によりもたらされます。絶滅するモノが増えるという事は、「人間の細胞が壊死していく事と同じ」です。

絶滅が進めば、人間はやがて死滅する事にもなります。同様に、地球が絶滅する事になるのです。ですので、人間と地球上の万物は、全て共存しなければならないのです。地球上の万物が、全て補い合い循環する事により、地球は健全な状態を保てるのです。

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